合宿メインである手術室へ
朝の段階でう○こが出ていなけれ、人生初のカンチョーをされるところだったが、有難いことに2回も御守護頂き、難を逃れる!夜も案外寝られたし、朝から絶好調だ!!
9:00前に母到着。必ず誰かが付き添わないといけないためだ。
9:20分病棟出発。2階手術室到着。
そこはドラマで見た景色だった。前日夕方に、看護師さんから音楽流しましょうか?
とのことだったてので、静かめの曲をお願いした。すると、一発目に流れたのはジブリの
君をのせて
怖さが増す!2曲目はトトロのさんぽ。
音楽プレーヤー持ってってええとのことやったので、気持ちヤバい場合はiPhoneを使おうと思っていたが、何も準備していなかった。なんとかiPhoneを機内モードにするも曲を決めてなかったので、テキトーに押したらGReeeeNが流れてきた。
その後、緑の服を着たプロ集団達が集まってきた。
手術開始
腰を丸められ、腰から麻酔を打つ。しばらくすると足先が温かくなってきた。凍ったアイスノンで麻酔が効いているか確認をされる。完全に効き始めたら足を上げられ消毒を塗られる。
痺れて何も出来ない。感覚がない。麻酔の凄さを知った34歳年末である。そしていよいよ始まる、、、
左膝を何かでグリグリと入れられている。画面から写し出されるが、まだ暗闇で何も見えない。とにかく恐怖と興味しかない。
そう時間も経たない内に、膝の内部が画面に映る。内視鏡が膝の中まで到達したのが分かり、執刀医の先生から靭帯や軟骨に異常はないと言ってもらえた。その後も、膝をグリグリと何かでされるが全く痛みはない。そして痛めている、外側半月板に到達し、違う棒を入れられ除去開始。途中、麻酔の関係か、恐怖からか上半身が震えだし、酸素濃度も薄くなってるからしっかり呼吸をしてくれ!と言われる。気づけば除去が終わり、その後患部を縫って下さり1時間45分にて終了。神様と担当して下さった先生方にお礼申し上げた。
術後は母に状況を説明。早ければ1日に退院出来る。とのこと。
部屋にエレベーターで戻されるも、エレベーターの上がる瞬間が気持ち悪くて吐きそうになる。着いてからも、移動中吐きそうになる。これは髄液の関係と言っていた。有難いことに部屋に着いたらものすごく腹が減ってきた。
術後の戦い
絶対安静のため、顔を動かしてはいけない。その為、トイレはついに尿瓶デビュー!が、しかしお腹に小便は溜まるものの、麻酔のため全く出すことが出来ない。1時間半も尿瓶を持ちながら気張ったが、出る気配がない。点滴も打ってかなり膀胱が張ってきたので、看護師さんと相談し、男一の道具に管を通すこととなった。これがとにかく、
激痛!!
麻酔が切れる前にやって方が良かったのだが、僕は出せる自信があったので断っていた。
管を入れるときに様々な所にあたるのか、とにかく悶絶である。
やはり、身体は自分のものではなく、神様からのかりものなのだとつくづく実感した。結果、出た小便は600㎖もあり看護師さんも笑っていた。2回目からは自力で出せるらしいが、ベッドでの慣れない態勢からは中々出ない。ようやく小便を出せたときは、嬉しくて今日1番の出来事となった!妻も仕事終わりから5時間も付き添ってくれた。本当に感謝しかない。しかし、本当の戦いはこれからであった。
発熱、腰痛、みんな戦っている
夜38.6℃まで体温が上がる。また、スマホ見ようとすると気持ち悪くなり、本も見れない。ずっと同じ姿勢の為段々と腰が痛くなってくる。頭を動かしてはいけないは中々の至難の技だった。22時消灯も、全く寝付けない。熱も下がらない。腰痛プラスついに膝までも痛くなってきた。ここまでくると、楽しめない状況である。
こうなったら何かを探すしかない!と、暗闇の中、振り返りをする。そこで、気づいたことが!
看護師さんが1時間に1回必ず見回りに来て下さる。これは僕だけでなく、前から入院してる方にも変わらずだ。状況に応じた対応を、夜中だろうがして下さる。いろんな所に気を配るのがプロフェッショナルなんだと気付かされた。
4:00になっても眠れない。いっそのこと早く夜が明けてくれと何度も願った!6:00になれば身体を起こす事ができる。腰痛や尿瓶から解放される!周りの音を聞いてると、隣からイビキが・・・。向かいの人も、隣の人もさっきまではゴソゴソと布団が動く音がしていた。この人達も痛くて眠れないんだろう。戦っているのは僕だけではないと気付かされた。
やっとイビキかけて眠れるようになったんだからしっかりと休んで欲しいと思えた。今日こそは僕が寝る番だ!!
5:30点滴をされ、これが終われば動いて良いと言われた!ついに解放だ!!
6:15マイカーを手に入れ、トイレ洗面へ移動。立って自分の意思で小便が出来ることの有難さが見に染みて分かった!!
7:30朝食。牛乳は久々だ!食べると元気が出てきたが、足の痛みがピークに。もう一度点滴を入れて、11時のリハビリに向かう事となった!
どうせやるなら楽しまな損!